肥満型の糖尿病患者さんにみられる「血糖スパイク」は、お食後に血糖値が急上昇することが特徴とされているようなのです。空腹時には血糖値の異常がみられないにもかかわらず、食後に急激な血糖値の上昇がみられるとされているようです。
このような血糖値の上昇は、健康診断などの検査では血糖値の異常をしめす数値がみつかりにくいとされ、患者さんの多くは自覚症状はないままに、糖尿病の進行がすすんでしまうケースがみられるようなのです。
糖尿病はサイレントキラーなどとも呼ばれているようですが、血糖スパイクはそのみつけにくさから「隠れ糖尿病」などとも呼ばれることがあるようです。家族歴のある肥満型のなかには、食後などに自分自身で血糖値を測定するセルフチェックを行っている場合もあるようです。